はじめに
ここでは現在の予想モデルの傾向を集計データから見て行きます。
予想モデル:Ver3.0
検証期間:2024年01月〜2026年03月
基本データ
まずUM指数1位馬◎の成績は、次のようになりました。
Ver3.0になり信頼度が少し上がっています。
| 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 |
| 32.4% | 51.5% | 63.6% | 86% |
指数ゾーン別
UM指数1位馬◎の成績を数値ゾーン別にまとめたのが、以下の表です。
| UM指数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 |
| 49.9以下 | 20.9% | 34.5% | 44.8% | 84% |
| 50.0〜54.9 | 25.5% | 41.9% | 52.6% | 91% |
| 55.0〜59.9 | 24.9% | 42.1% | 55.2% | 78% |
| 60.0〜64.9 | 29.7% | 49.3% | 62.2% | 83% |
| 65.0〜69.9 | 30.8% | 51.9% | 65.6% | 78% |
| 70.0〜74.9 | 40.0% | 60.4% | 72.9% | 88% |
| 75.0〜79.9 | 42.3% | 64.7% | 76.6% | 85% |
| 80.0〜84.9 | 47.8% | 69.1% | 79.8% | 89% |
| 85.0〜89.9 | 47.7% | 71.5% | 82.6% | 82% |
| 90.0以上 | 67.4% | 81.5% | 85.2% | 100% |
やはりUM指数が高いほど、信頼度が上がる結果になりました。
また以前の検証で確認された70.0〜74.9の成績が低い現象(70の断層)は無くなり、全体的に指数と成績がそのまま直結しています。
1番人気の勝率が約30%である点を考えると、指数70.0以上は平均を大きく上回り、軸馬として信頼できそうです(Ver3.0では指数70以上の勝率が向上しています)。
1位と2位の差
UM指数1位馬◎の成績を2位馬○との指数差でまとめたのが、次の表です。
普通に考えると、差が大きくなれば1位馬が優勢になりそうですが…
| 指数差 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 |
| 0.0〜4.9 | 26% | 43% | 55% | 92% |
| 5.0〜9.9 | 25% | 43% | 56% | 75% |
| 10.0〜14.9 | 30% | 49% | 61% | 82% |
| 15.0〜19.9 | 31% | 51% | 63% | 75% |
| 20.0〜24.9 | 36% | 58% | 72% | 82% |
| 25.0〜29.9 | 41% | 63% | 74% | 84% |
| 30.0〜34.9 | 41% | 63% | 76% | 79% |
| 35.0〜39.9 | 51% | 72% | 82% | 88% |
| 40.0〜44.9 | 54% | 65% | 76% | 86% |
| 45.0〜49.9 | 60% | 81% | 86% | 83% |
| 50.0以上 | 77% | 86% | 90% | 108% |
予想通り、1位と2位の指数差が大きくなるほど、概ね1位馬◎の勝率が上昇して行くようです。
特にVer3.0では45.0以上離れるケースの安定度が非常に高いです。このパターンは数こそ少ないですが(週に約0〜2レース)驚異的と言えます。
ヒモの選択を
次に、ヒモ選びの参考になるデータを見て行きましょう
UM指数1位馬◎が1着になった時、2着馬の88%はUM指数2~8位馬(○~+印)になります。
また3着馬までUM指数2~8位馬(○~+)になる確率は74%でした。
UM指数1位馬◎が2着以内になった時、残り1頭の90%はUM指数2~8位馬(○~+印)になります。
UM指数1位馬◎が3着以内になった時、残り2頭がUM指数2~8位馬(○~+)になる確率は76%でした。
この結果から、やはりUM指数1位馬が強そうなレースを選び、UM指数2~8位馬(○~+)からヒモをピックアップするのが良さそうです。
早い時計の出る馬場を
この表はUM指数1位馬◎の成績を馬場状態で分類したものです。
| 馬場状態 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 |
| 芝 良 | 32.4% | 51.6% | 64.7% | 85% |
| 芝 稍重 | 32.7% | 51.7% | 62.3% | 93% |
| 芝 重 | 31.6% | 49.1% | 57.9% | 93% |
| 芝 不良 | 18.2% | 36.4% | 50.0% | 39% |
| ダ 良 | 30.8% | 50.5% | 62.4% | 79% |
| ダ 稍重 | 36.3% | 53.3% | 65.9% | 92% |
| ダ 重 | 38.3% | 57.0% | 65.9% | 91% |
| ダ 不良 | 32.3% | 50.8% | 62.9% | 82% |
芝は良〜稍重、ダートは稍重〜重で勝率が高くなっています。
これには理由がありまして、予想モデルVer3.0で持ち時計の評価手法を変更した影響で、早いタイムの出やすい馬場の方が精度が上がるようになっています。
予想をする際は「走りやすい馬場状態か?」を念頭に入れておくのが良いです。
期待値の利用
期待値を計算する
ここでは、期待値を使ってレースを判定する方法について見て行きます。
例として、2025年08月24日の新潟11R(新潟2歳S)を取り上げます。
このレースのUM指数1位は9番リアライズシリウスで値は80.0でした。
そして単勝オッズは2.3倍です。
指数80.0の勝率は47.9%です(当時の数値なので前掲の表とは異なります)。
これにオッズを掛ける事で、おおよその期待値が出せます。
47.9 ✕ 2.3 = 110.17
期待値が100%を超えたので、この馬は過小評価されていると判断できます。
こういったレースは配当が美味しくなる事があります。
結果はUM指数通り◎◯▲で決まり馬連1650円・3連複2040円・3連単10290円と、指数80の割に高い配当となりました。
このように期待値を利用すると、レースの傾向を判断する手助けになります。
期待値の注意点
この期待値を参考にする方法は便利ですが、注意点もあります。
それはオッズが動く事です。
同じ2025年08月24日の新潟09R(長岡S)を見てみます。
このレースのUM指数1位は18番ファーヴェントで値は65.6でした。
単勝オッズは締切3分前の時点で、6倍もあり期待値は178.2%という高水準です。
私はこれを見て単勝を買いました。
しかし締切直前にオッズが大きく下がり、最終的には3.4倍になってしまいました。
一応1着には来ましたが、期待値は101%とギリギリでした。
このようにオッズは短時間でも大きく動きます。期待値を使う時は、この事に気を付けましょう。
まあ実際の所オッズがどれだけ動くかなんて予想できませんが、覚悟しておくとぬか喜びを防げます。
あえて1位以外から狙う
次に2026年03月28日の中山04R(3歳未勝利)を取り上げます。
本レースのUM指数1位◎12番ゴールドプレイヤーは、単勝オッズなんと1.1倍という圧倒的人気でした。
しかしUM指数は68.9しかなく、80どころか70にも達していません。
この事から本馬は超過剰人気と判断できます(期待値わずか33.9%・勝率30.8%)。
こういう時は見送っても良いのですが、逆に1位以外から狙う手もあります(勝率は下がりますが)。
UM指数2位◯以下の期待値は次の通りです(締切5分前時点)。
2位◯09番マサッチェハマー 期待値129.0% 勝率12.9%
3位▲02番スピニンググローブ 期待値185.0% 勝率07.4%
4位△04番グランドスウェル 期待値207.2% 勝率06.6%
5位▽11番サクラドール 期待値158.3% 勝率04.9%
6位☆07番ナンヨーロイヤル 期待値193.0% 勝率03.8%
この中では勝率の高い◯、あるいは期待値の高い△が狙い目でしょうか。
結果は△◯◎で決まり、単勝1.1倍の12番が3着に沈んだので、単勝3630円・馬連7270円と好配当になりました。
このレースは、実際に的中した方からご報告があり掲載しました。
毎回こんな風に上手く行く訳ではありませんが、時にはこういった狙い方も面白いと思います。
まとめ
ここまでの内容をまとめると、次のようになります。
・UM指数が高いと信頼度も高い
・1位と2位の指数差でも信頼度が分かる
・ヒモは指数2〜8位馬(◯〜+)から
・走りやすい馬場状態だと精度も上がる
・期待値はオッズの変動に注意
・あえて◎以外から狙ってみる時も
さて今回も(これまで同様)最後に大事な事を言います…
これらはあくまでも過去レースでの検証結果なので、今後もこの傾向が続くかは分かりません。
Ver3.0になってもこの事実は揺るがないでしょう。
身も蓋もありませんが、未来がどうなるか誰も知る事はできません。
(ただ毎回同じ事を書いてますが傾向に大きな変化は無いので、希望は持てそうかも)。
結局の所、この情報が競馬予想を楽しむ材料として役に立てば、それで私の目的は達成です。
長々と書きましたが、ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
ではでは良き競馬ライフを!
