基礎知識
現在のAI予想モデルにおけるUM指数1位馬の成績は、次の通りです。
勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回収率 | 複回収率 |
34.4% | 53.9% | 66.4% | 90% | 91% |
1番人気の回収率は約80%なので、単複ともなかなか優秀な数字です。
UM指数1位馬は、1番人気よりお得と言えます。
芝か?ダートか?
↓はUM指数1位馬の芝とダートにおける成績です。
勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回収率 | 複回収率 | |
芝 | 34.6% | 52.2% | 65.8% | 94% | 91% |
ダート | 34.0% | 55.4% | 67.0% | 87% | 91% |
芝は回収率に勝り、ダートは連対率・複勝率が上回っています。
そこまで大きな傾向の差は無いように見えます。
平場か?特別か?
次に、UM指数1位馬の成績を平場と特別に分けてみました。
勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回収率 | 複回収率 | |
平場 | 35.6% | 55.8% | 68.3% | 90% | 91% |
特別 | 31.1% | 48.8% | 61.2% | 92% | 90% |
回収率は互角ですが、軸としての信頼度は平場の方が勝るようです。
安定の平場、配当の特別といった感じでしょうか。
中央か?ローカルか?
ではUM指数1位馬の成績を、中央3場(東京・中山・阪神・京都は改修中)とそれ以外の競馬場で比較してみます。
勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回収率 | 複回収率 | |
中央3場 | 35.4% | 55.7% | 69.0% | 90% | 93% |
それ以外 | 32.7% | 50.9% | 62.1% | 91% | 87% |
全体的に中央3場の方が安定していますね。
ローカルは小回りな為か?指数通りに決着しない事が多いようです。
中央3場の平場
ここまでの結果を踏まえ、得意と思われる中央3場の平場を抽出してみます。
勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回収率 | 複回収率 |
37.0% | 57.2% | 70.6% | 91% | 93% |
予想通り勝率・連対率・複勝率が向上し、軸馬の安定感が高くなりました。
ちなみに当サイトのアクセスログを見ると、午前中にも多数のアクセスがあるので、常連の方々はこの傾向を既にご存知なのかもしれませんね。
数値による信頼度
最後にUM指数1位の数値毎の成績を紹介します。
仮説通りなら、数値が高いほど勝率も向上するはずですが…
UM指数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回収率 | 複回収率 |
65.0~69.9 | 22.6% | 41.5% | 56.6% | 82% | 99% |
70.0~74.9 | 31.9% | 50.9% | 60.3% | 107% | 91% |
75.0~79.9 | 30.6% | 47.2% | 59.4% | 91% | 84% |
80.0~84.9 | 29.3% | 45.9% | 59.1% | 75% | 81% |
85.0~89.9 | 35.5% | 57.8% | 71.7% | 83% | 92% |
90.0~94.9 | 45.0% | 62.0% | 75.0% | 92% | 93% |
95.0以上 | 50.8% | 71.4% | 76.2% | 97% | 90% |
「75.0~84.9」の勝率がやや低いようですが、だいたい仮説通りになっているようです。
信頼できるのは「70.0~74.9」か「85.0以上」辺りでしょうか。
まとめ
色々書きましたが、まとめるとこんな感じです。
・芝ダートでは大差なし
・安定なら平場、配当なら特別
・ローカルより中央3場が得意
・信頼できるのは「70.0~74.9」か「85.0以上」辺り
こういった特徴を是非ご自身の予想に取り入れてみて下さい。
このページは、今後も随時データを分析し更新していきたいと思います。